2017年07月21日

FM797の音楽番組「ミュージックナウ」でLPレコードでジャスを聞こう、今回はナンシー・ウイルソン、Nancy Wilson、

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 隅井孝雄と松岡千鶴が司会するFM797の音楽番組「ミュージックナウ」7月12日は
 1960年代の人気歌手として活躍、その後80歳を超えた今でも現役で歌い続けるナンシー・ウイルソンです。放送ではLPレコードをまわして、視聴者にレコードの音色を届けました。
最近レコードで音楽を楽しむ人が大幅に増えたというニュースがあります。私のコレクションから、LPレコードを持参、CDにはない音で放送しました。
 昨年の日本でのレコード販売は80万枚、2009年の8倍に達しました。イギリスではレコードの売り上げが、一年間で倍増、年間300万枚を突破したと伝えられます。そしてデジタル音楽の売り上げが低迷、一週間の売り上げが、レコードのほうが上回ることもしばしばといいます。日本でも今年6月、ソニーがレコードの生産を再開したのも、レコードファンにとっては朗報です。普通のプレイヤーで再生しても豊かな音色ですが、最近ではハイレゾでも聞けるシステムができたといいます。
 ナンシー・ウイルソン。1960年代〜90年代に活躍。1937年オハイオ州コロンバス近郊チコリース出身、1959年ニューヨークに出て、注目される。独特のリズム感、フィーリングで名声。私と同世代の現役。親近感があります。ロックの全盛時代が到来した中で、ジャズ一本で活躍をつづけました。グラミー賞3回。テレビ(NBC)の「ナンシー・ウイルソンショウ」はエミー賞を1968年受賞。
 放送は以下の4曲でした。
1.Sleeping Bee,(私の手のひらで羽を休めるハチ)、2. But Beautiful, (愛はfunnyでもあるし、sadでもある。でも美しい)、3. Our love is there to stay, (愛は確かにここにある。電話やラジオや、映画の中にではなく)、4. How Glad I am, (始まりも終わりもない愛、まっすぐな愛、どんなにうれしいかあなたは知らない)
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2017年07月08日

神戸少年Aと和歌山カレー事件、真実追及続けた2局(読売テレビ、毎日放送)、19年〜20年にわたり

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 写真、1.「母は死刑囚」毎日放送映像17、「A少年、事件20年」読売テレビ
 1997年神戸で、1998年和歌山で、相次いで世間を震撼させた二つの凶悪犯罪をめぐるドキュメンタリーが、奇しくも同じ日(6月25日)、同じ時間帯(深夜0時台)に放送された。前者は読売テレビ、後者は毎日放送、いずれも、地元局として、事件を19年〜20年に長きにわたって追い続けている。
 「少年A、〜神戸児童連続殺傷事件、被害者と加害者の20年」(NNNドキュメント’17)は、読売テレビの堀川雅子ディレクターの作品だ。少年A の歩み、仮退院後の動静と被害者家族の動きをたどった。改めて事実を検証することを主眼とした。事件の指揮にあたった兵庫県警深草刑事部長(当時)と共に事件の現場への再訪から番組は始まる。審判を担当した神戸家庭裁判所井垣判事(当時)、送致された医療少年院杉本院長(当時)などが次々に登場する。さらに2004年仮退院にあたって、身元引受人として8ヵ月間、暮らしを共にした男性が、初めてカメラも前で語った。実現するのに13年かけた特ダネである。
 Aは15年、遺族の了解なしに手記「絶歌」を発表した。番組の一貫したテーマは「償いと謝罪」の行方だが、それは実現していない。遺族たちは、Aの偶像視が始まる恐れがあると危惧、改めて被害者家族が十分保護される法制度の確立に動く。
 「母は死刑囚〜息子が語るもう一つのカレー事件」(毎日放送映像‘17関西圏で放送)は新しい角度からの問題提起だ。事件当時10歳だった長男は29歳。今は一人暮らししているその男性に初めて密着取材することで改めて「カレー事件」に残る謎に挑んだ。19年を経ても、毎日放送の取材は続く。今回の番組でも、警察が極秘に捜査協力を依頼した病院の医師や、警察のヒ素鑑定に疑義があるとする大学教授ら、これまで浮上しなかった証言を集め、徹底検証した。
 テレビ報道は一過性。ニュースは瞬時で消え、新しい話題を求めて走る。だがこの二つの番組は、事件の検証を続けることを重要視、現在の視点から問題を提起している。
フェイクニュースが横行する中、両番組ともとことん真実、事実を追求する姿勢をとったことは、他の報道番組への教訓といえよう。(すみいたかお)
(この記事は7月3日、赤旗ラジオテレビ欄コラム、「波動」に掲載された)
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2017年07月04日

東京新聞社会部望月記者、菅官房長官を追い詰めた質問(6/6)、支持率急落のきっかけとなる

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 写真、鋭い追及続ける望月記者、たじたじの菅官房長官
 6月6日、官房長官の記者会見で菅義偉官房長官がたじたじとなる場面が、新聞テレビで広く報道された。聞き手は東京新聞社会部望月衣塑子記者だった。加計学園問題、元文科省前川次官発言での望月記者の質問は23回に及んだが、菅官房長官は終始「文科省の調査では確認できなかった」をしどろもどろになりながら繰り返した。
 政府再調査に応じるも、支持率急落
 官邸の番記者たちはシーンと静まり返って、やり取りを迷惑そうに聞くだけだったが、ジャパンタイムスの記者が関連質問、菅長官は一層追い込まれた。そして翌日文科省はこれまでの発言を翻し、再調査することを約束した。しかし、国会は閉会、都議選を理由に、政府は調査の動きを一向に見せていない。
 このやり取りがあった後マスコミのすべての世論調査で安倍内閣の支持率が10%以上下ったことが報じられた。
 ルール違反と批判する社もある
 官邸の記者会見は「内閣記者会」(別名永田クラブ)が主催する、官房長官が一日2回〜3回定例で会見の場に臨むほか、総理大臣の会見も取り仕切る。質問は事前に提出し、質問者も幹事社が主に行うという不文律があり、儀式のように執り行われてきた。質問者以外の出席している記者は、懸命にパソコンのキーボードをたたき、社に持ち帰ることが任務になっているように見受けられる。望月記者のやり取りのあと、内閣記者会のY社の記者が東京新聞に対し、ルール違反だと責めたとも伝えられている。
 長年アメリカや国連での記者会見を見慣れた私の目には異様な光景と映った。ホワイトハウスの記者会見では厳しい質問攻めが当たり前の光景だったからだ。
 望月記者の会見以来、官邸記者会見での質問が活発化した。いいことだ。
 望月記者は、サンデーモーニング(7/2)で次のように語っている。「まずいことは隠したい、宣伝できることは大きく言いたい、というのが警察、検察、政府に共通している」。「彼らが言いたくない、触れてほしくないことは何か、そこをずっと見ている。記者会見場は勝負しなければならない場所だ、非常に重要な場所だと思う」
 官邸、望月記者の身辺捜査か?
 その一方、週刊新潮(6/22)によると、「菅さんが官邸スタッフに、警察組織を使って、身辺調査するよう命じた」と報じている。菅長官は以前、集団的自衛権のテーマで「クローズアップ現代」に出演した際(2014年7月3日)、国谷裕子キャスターに質問攻めにあった後、「激怒してNHKの担当者を土下座させた」と「フライデー」(7月11日号)に報道された。またかけ学園問題で元文科省前川次官が告発をした直後、読売新聞にあたかも前川次官に不祥事があったとリークし記事にしたのも菅官房長官の差し金だといわれている。
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2017年06月30日

米、トランプ批判続けるメディア好調、NYタイムズ、CNN、MSNBC

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 (以下の記事は「ジャーナリスト」17年6月25日に掲載された)
 ニューヨーク・タイムズが記者を100人増員することを発表した(5/31)。政治、気候変動問、移民など独自ニュースの発掘に力を入れ、大統領発言のファクト・チェックをさらに強化する。
 編集局には1300人が在籍しているが「バランスを内勤編集部門から取材部門に移し、独自記事を確保、トランプ政権を公正かつ容赦なく取材報道する」とディーン・バケット編集主幹は語った。
 ニューヨーク・タイムズは昨年大統領選直後から、電子版の有料会員数が著しく増加した。直近の3か月で30万8000件増、有料購読者数は192万件、紙媒体と合わせると発行部数は300万件を超える。
 大統領選挙ではニューヨーク・タイムズなど基幹メディアの多くが世論を見誤った。トラン政権からは「衰退するメディアだ」と誹謗された。しかし、フェイクニュースが横行し、「ポスト・トゥルース(真実置き去り)」時代に入ったといわれるなか、姿勢を正し、ジャーナリズムの原点、「真実追求」に立ち戻ったことが、読者増につながった。マーク・トムソンCEOは「読者が信頼できるニュースを求めている証だ」と語った。
 トランプ大統領就任直前、ゴールデン・グローブ賞授賞式で女優のメリル・ストリープさんは「(市民の間に)抗議の怒りがあるとき、信念を持ち、声を上げる報道機関が必要です」と語った。そうした市民の声が届いたのだ。
 同じ現象はテレビニュースでも起きている。記者会見で大統領に食い下がったCNNやトランプ大統領の政策批判を連日続けるMSNBCなど24時間ニュースが今年に入ってから、急激に視聴者を伸ばしている。MSNBSレイチェル・マドウの午後8時のニュースの視聴者数は前年比55%増、4月3週には視聴者数は平均54万1000人に達し、Foxニュースを抜いてトップに立った。CNNも同じ週、平均39万6000人と近来にない視聴者を獲得、Foxニュースに肉薄した(4/27CNN)。トランプゲート、トランプ納税問題、政権内のトランプ家族の動向などいずれも、高視聴率だ。
 アメリカにはFoxやブライト・バート(ウエブニュース)など親トランプメディアがある。日本には読売新聞、産経新聞が露骨に政権の肩を持つ記事を掲載し続けている。その一方、自公政権は批判的な論調の報道にしきりに干渉し、テレビ局の免許取り上げにも言及した。国連人権委員会の特別報告者から、報道、言論、表現の自由、市民の人権が侵害されているとの、国際社会の批判も寄せられている。
 だが日本の大きな問題は、公共放送を持って任ずるNHKニュースだ。政権を一切批判せず、政権の言い分を“正確に伝える”装置として機能しているからだ。

posted by media watcher at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

就任以来の嘘ツイッター74回、NYタイムズ、見開き特集で偽ニュース徹底追及

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 就任以来の嘘ツイッター74回、NYタイムズ、見開き特集で偽ニュース徹底追及
 ニューヨーク・タイムズは6月25日付の日曜版で、「トランプのウソ」を特集した。これは大統領就任5か月間の発言を徹底検証した記事で見開き2ページ全面にわたる。
 就任直後、就任式には25万人が参加し、史上最高だと述べたが、オバマ大統領の就任式の3分の1だったことが明白多なった、スウェーデンでテロによる大惨事が起きた、アメリカの税金は世界で最も高いなどはいずれも、真実ではない。さらに就任以降113日間に、74日ウソの発言をツイッター上でしていることを、明らかにした。
 ニューヨーク・タイムズは、大統領発言のファクト。チェックに力を入れており、読者に対し「大統領のウソに慣れてはいけない」と警告している。

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