2017年08月01日

都議選で自民惨敗、都民ファースト大勝、どうなる政局、

都議選で自民惨敗、都民ファースト大勝、どうなる政局
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都議選で自民惨敗、都民ファースト大勝、政局の行方を占う? 


写真1.(圧勝、大敗、7/3 NHKニュースウオッチ9),2.記者会見で菅官房長官と渡り合う、望月記者 7/2 TBSサンデーモーニング,3.カウントされなかった共謀罪反対票 6/15 報道ステーション,4.内閣支持率大幅ダウン 6/19 報道ステーション,5.潮目変わる 7/3 報道ステーション,
 以下の記事は月刊「宣伝と組織」8月1日号に掲載された
 東京都議会選挙(7/2)で自民党が議席の半分を失い23議席にとどまる一方、都民ファーストが49議席を得て第一党となった(追加公認で55議席)。自民のこれほどの惨敗は予想外だ。落選者の中には高木都議会自民幹事長、川井都議会議長など大物も含まれている。下村都連会長、萩生田都連総務会長が責任を取って辞任した。二人は「加計学園」で疑惑が報じられ、敗北の一因となった。
 政権凋落の兆し
 都議選の先立つ数か月間、森戸問題、加計問題が論議の的となっていた。突然の安倍改憲案浮上も、疑心を呼んだ。国会で問われた首相は「読売新聞を読んでもらえばわかる」と説明を拒否した。選挙中にも不信感を増幅する発言が続いた。稲田防衛大臣は「防衛省、自衛隊としても(応援を)お願したい」と述べた。安倍総理自身も都議選の最終日、「安倍やめろ」コールに対して、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と指差し、強い批判を受けた。
 安倍政治凋落のきざしは都議選前からあった。きっかけは、菅官房長官と記者会見で渡り合った、東京新聞社会部、望月衣塑子記者(6/6)ではないかとみられる。加計学園で「疑惑に根拠はない、文書は存在しない」と主張し続けてきた官房長官がしどろもどろの答弁をさらし、しかも翌日文科省が態度を変えて再調査を表明した。政権の主張が脆くも崩壊した瞬間である。
 「共謀罪」(「テロ等準備罪」)の強行採決(6/15)も不信感を増幅した。参議院法務委員会での討論採決を省略し、いきなり本会議に持ち込まれた。最後尾の野党議員たちが牛歩戦術をとったが、議長が時間を制限、福島瑞穂議員ら3人の投票が認められなかった。民主主義が軽んじられる光景を国民、都民は目の当たりにした。
 新聞、メディアの世論調査で一斉に安倍内閣支持率の急落が報じられたのは、その4日後のことであった(読売12, 共同10、毎日10ポイント減、6/19)。
 実力といえない「大勝」
 都民ファーストの「大勝」は実力ではない。自民、民進を離党し都民ファーストの公認又は推薦を得て当選した候補は22人にのぼる(7/14選挙ドットコム)。その他は政治には素人の小池チルドレンである。豊洲移転を受け入れる方針を表明した小池都知事は、選挙前の世論調査では人気に陰りを見せていた。豊洲移転反対を明確にした共産党が議席を伸ばしたが、民進党は5議席という泡沫政党に転落した。
 都民ファーストが国民政党に転換することは考えられない。憲法、経済政策で安倍自民と類似する小池都知事は、凋落する自民党の補完勢力とみられる。都知事特別秘書兼都民ファースト代表の野田数氏は憲法無効論を唱える一方、尖閣諸島問題で石原慎太郎知事と共鳴するなど、きわめて保守的な人物として知られている。
 不信感増大、政治の再編も
 安倍内閣の支持率は下がり続け、不信感も増大している(不支持率47%、首相不信感61%、7/10朝日)。支持率が30%をも割ったと報じられた(支持率29.9%7/14時事通信) 。内閣改造で乗り切ろうとしているが、来年の総裁再選に危険信号が灯った。早期解散論も出ている中、自民党内部でも安倍離れの動きがある。
 注目されるのは、全国各地の市民運動組織が、民進、共産、自由、社民の4野党連合を推進する動きを活発化させていることだ。2016年の参院選の際、東北5県で自民党を敗北に追い込んだ実績がある。しかし野党の支持率は伸びず、無党派が大幅増加している。ある日突然、新党の動きが出て政党の再編が起きるかもしれない。政治から目が離せない時が続く。
 
写真
1. (圧勝、大敗、7/3 NHKニュースウオッチ9) 
2. 記者会見で菅官房長官と渡り合う、望月記者 7/2 TBSサンデーモーニング
3. カウントされなかった共謀罪反対票 6/15 報道ステーション
4. 内閣支持率大幅ダウン 6/19 報道ステーション
5. 潮目変わる 7/3 報道ステーション

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2017年07月27日

畠中さんの書展を鑑賞、今に残る大規模商家「しまだい(嶋臺」(御池烏丸東北)にて開催、折から御池通りでは後祭り巡行が行く

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 友人の畠中幸代さんの書展が京都御池東洞院のギャラリー「しまだい」(嶋臺)で開かれた。祇園祭の後祭りとも重なり、私たち夫婦で、祭り見学も兼ねて見に行った。畠中さんの書は畳4畳もあるキャンバスに大きな筆で漢字を一、二文字書く、という超大作。蔵、佛、剛などの大文字が壁面を飾る。しかしそれとともに、細やかな筆致での、かな文字百人一首の屏風あり、隷書ありで、多彩な展示を堪能した。会場の一隅には彼女がデザインした商品の題字も並べられ、興味をそそられた。サントリーの「山崎」や「だしの素」、「本つゆ」などおなじみの商品は彼女がてがけた。
 ところで御池、烏丸の角近くに残る、古い商家「嶋臺」は江戸時代からの大規模町家として国の文化財に指定されている。古くは、丹後ちりめん、加賀絹などを扱う糸割符商だったがのちに酒を扱う蔵となった。中に入ると、土間に井戸があり今でもこんこんと水が湧き出ている。酒蔵も昔のまま保存されている。幕末の兵火で焼け落ちた後、明治16年(1883年)に再建、文化人のたまり場としても機能していたという。1956年(昭和31年)に西館の一部が取り壊されたが、広大な町家の威容は残っている。
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2017年07月22日

恐怖とスリルに満ちた、映画「スノーデン」(オリバー・ストーン監督),横田基地、日本列島も登場

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 写真1.スノーデン、ジョセフ・ゴードンレヴィット、2.恋人リンゼイ役、シャイリー・ウッドリー、3.映画の中でSDはルービックキューブに入れて持ち出された、4.スノーデン本人、共謀罪が危険だと取材に語った。
 見損なっていた映画「スノーデン」を同志社大学寒梅館で上映したので見に行った。難解な映画だがほぼ満席、観客は身じろぎせず、緊張気味で見ていた。
 この映画はオリ―バー・ストーンが久しぶりに監督した大作。英紙ガーディアンの記者がひそかにスノーデンを取材した経緯を描きつつ、その伏線として、スノーデンが愛国心からCIAやNSAで働き、次第に情報収集に疑問を抱く過程、恋人との葛藤のある暮らしなどを描いている。映画の終わりの方で、香港を脱出し、かろうじてロシアにたどり着く様子もたどる。しかし全体としては、きわめて難解なPC操作による監視画面などが主役となっている。
 私自身興味を抱いたのは、彼が一時期横田基地で勤務についていた描写だ。インフラコントロールの「スリーパーシステム」が仕掛けられ、日本が米同盟国の地位を失うと同時に、日本列島に灯っていた電気が南から順繰りに消えていく。また2007年、米軍ヘリが、遠隔操作で、バグダッド街頭を歩く人物、自動車等が爆破するシーンもある。
 本物のスノーデンは、日本の共謀罪(テロ等準備罪)について「日本は大量監視社会になる、既にアメリカから、監視システムを受け入れている」と語っていた。映画には全市民の個人情報を手にする「恐怖の場面」が繰り返し出てくる。
 映画では、情報の入るSDをルービックキューブに入れて持ち出したように描いているが、たぶん大量な情報を長期に、繰り返しコピーしたものと思われる。だが本人も、映画もその手法の詳細を描いていない。
 この映画を、もしすべての政治家、すべての市民が見ていたら、「共謀罪」などは成立しなかったろう。
 オリバー・ストーンによれば、この映画制作は理由が明示されぬまま、すべてのアメリカ映画資本に断られた。制作資金はイギリスとドイツに頼ったのだという。一部分ワシントンDCで撮影された部分もあるが、主な撮影地はドイツのミュンヘンや香港だった。(7月13日)
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アメリカの時代を彩ったヒット曲1. 1960年代、ケネディーの宇宙開発計画で月面着陸成功へ

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 隅井孝雄と松岡千鶴の音楽番組「ミュージックナウ」(FM797)。アメリカの1950年代〜、70年代のヒット曲を当時の音源で時代背景とともに再現するシリーズを組んでいます。前回(6/28)は1962年と1969年のヒット曲を4曲放送しました。
 60年代はアメリカにとって苦難の時代でしたが、同時に未来への扉を開いた年でもあります。新任のケネディ大統領は61年5月、議会でアポロ計画を発表、10年以内に人間を月に着陸させると大胆な宣言しました。そして1962年、宇宙をテーマにしたシアトル万博が開催されました。今も有名なスペースニードル、シアトルタワーはこの時できました。
 スプートニクショック(1957年)、ガガーリン有人飛行(1961年)、テレシコワ、女性飛行士(1963年)などがあり、アメリカはソビエトに大きく後れを取っていました。しかし、アポロ計画が成功し、1962年2月ジョングレンが地球周回に成功して追いつきました。そして1969年7月20日、月面着陸に成功、5億人がテレビで見たのです。
 まず1962年のヒット曲3曲です。
 「ミスター・ロンリー」、ボビー・ビントン、62年の曲だがシングルで64年1位、日本ではジェットストリームのオーケストラ版で親しまれました。
 「霧のサンフランシスコ」、トニー・ベネット、50年代の古い曲、62年にトニー・ベネットが歌って大ヒットしました。
 「酒とバラの日々」、アンディー・ウイリアムス、映画1962、ヘンリー・マンシーニを一躍有名にした、レコードのヒットは63年、映画「酒とバラの日々」はジャック・レモンとリー・レミック主演。真面目なセールスマンとその妻が酒におぼれて破滅を迎える。夫は立ち直ったのだが、監督は「ティファニーで朝食を」のブレイク・エドワード、主題歌はアカデミー歌曲賞。ヘンリー・マンシーニ
 「イージーライダーのバラード」、ザ・バーズ、映画1969年、レコードも69年のヒット
 映画「イージーライダー」、ふとしたきっかけでコカイン密売にかかわる大金を手にした男たちが、金をタンクに隠したハーレー・ダビッドソンでカルフォルニアからニューオーリンズを目指すバイクものの映画です。ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソンなど出演、主題歌も映画も大ヒットしました。
 世界中が月着陸で沸いているとき、地上をバイクで走る映画がヒットしたのは、歴史のアイロニーでしょうか。
 (2017年6月28日放送)
 Byrds、イージーライダーのネットタイトルをのせました。Ctrlクリックで聴いていただけます。
 The Byrds - Ballad of Easy Rider (1969) - YouTube
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