2020年01月14日

2020年 厳しい時代の到来 充実迫られる報道番組、. 

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 写真、1.サンデー・モーニング、2.殺害されたソレイマニ、3.ベイルートのゴーン記者会見、4. 「わが国の新型戦略兵器を目にするだろう」と国営テレビで語る金正恩、5.カジノ汚職秋元ほか5人の議員も
 前年暮れの12月30日から1月5日まで一週間、テレビは完全に休日ムード。ニュース、報道系番組がほとんどない中、TBS系で全国放送された「サンデーモーニング新春スペシャル〜“幸せ”になれない時代」(1/5, 7:30~10:00)を見て、激動から始まった日本と世界の2020年の幕開けを身近に知ることができた。
 ドローンの空爆でイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害された(1/3)というニュースには驚愕した。イランは「アメリカに報復」を宣言、トランプ政権は中東に約3000人の兵士を増派するとし、一挙に世界が緊張した。
 保釈中だったカルロス・ゴーン被告が「私はレバノンにいる」と声明は発したことは伝えられていたが(12/30、日本時間12/31)、くわしく知ったのはこの番組であった。保釈中、渡航や妻との接触禁止が条件だったが、夫妻がワインをたしなむ写真は挑戦的とすら思った。
日本国内では、カジノを巡る中国企業との汚職で秋元司衆議院議員が逮捕(12/25)された後、その他5人の議員にも現金が配られたとされ(1/4)、名前、写真入りで報じられた。
 また「世界はわが国の新たな戦略兵器を目撃するだろう」と金正恩労働党委員長が発言する朝鮮中央テレビの映像(1/1)も映し出した。
 番組はこの後、張本勲、王貞治両氏のスポーツを挟み、後半の特集で分断と格差が深まる混乱の世界を分析、待ち構える2020年を展望した。
テレビはこの間エンタメ一辺倒。NHKニュース7だけは定時放送を続けたが「かんぽ」報道差し止めの余波もあり、信頼を大きく低下させている。
サンデーモーニングは視聴率が15%前後を確保している人気の長寿番組だ。一週間の最新かつ重要ニュースを俯瞰し、その時々の専門家5人のゲストが司会と討論しながら問題点について解説する手法が“まとめてニュースがよくわかる”と視聴者を引き付けている。年末年始、娯楽番組の洪水の中で、世界と日本の厳しい時代の到来を捉えた唯一の番組であった。
 視聴者がニュースを必要とする時代の到来だ。テレビは自立した報道機能の大幅な充実が必要ではないか。(すみいたかお、ジャーナリスト)

 1/13/20 赤旗ラジオテレビ欄、コラム、波動
posted by media watcher at 11:32| Comment(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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