2018年10月14日

FM音楽番組(FM79.7)でシャルル・アズナブール哀悼特集(10/10)

1810 azunabu-ru IMG_4486.JPG1810 アズナブールIMG_4487.JPGIMG_4475.JPG
 フランスの国民的歌手として知られる、シャルル・アズナブールが10月1日、死去した。私はこのニュースにびっくりした。94歳の高齢にもかかわらず公演を続けており、9月17日東京のNHKホール、9月19日NHK大阪ホールで歌ったばかりだ。
 1924年パリ生まれ。父は母アルメニア系の移民、第一次大戦やロシア革命の混乱を逃れてアメリカに行こうとしていた両親はパリで出会い、アメリカではなくパリに住み着くことになったという。
 子供のころから芸能活動していたが、24歳の時エディット・ピアフに認められ、ピアフのアメリカ公演に同行するなど、歌手として認められるようになった。
 生涯愛を歌い続けてきたが、その一方映画でも活躍し、出演した映画は60本以上。シンガーソングライターとして1400以上の歌を作り、レコード、CDの売り上げは1億8000万枚にも上った。日本政府は2018年旭日小綬章を送っている。
 ・・・・というわけで私のコレクションから1978年に制作された33回転LPレコードから以下の4曲をかけました。お聴きください。YouTubeでも聞けます。

1. 裏町の歌 La Chanson de faubourg 
アズナブールがこよなく愛したパリの裏町、そこでは33回転のレコードで三文ソングが流れ、街のあちこちに立ち飲みする人の姿がある。知り合いのノスタルジックな退職者の姿もあった。埃だらけのレコードを蓄音機でかけてくれる。アズナブール自身が奏でる世界とドラマがそこにある。
2. 怒りの戦場(戦争の前) Avant la guerre A1 2:56
戦争の悲劇に対する怒りが、思い出と重なり合う歌だ。
戦場で敗走しながら、兵士が、戦争前の青春の思い出をよみがえらせる。あれは青春の門だった、と。戦争が始まる前のことだったと。
3. 君と僕だけの愛の部屋 Dans ta chambre il y a B1 2:36
君の部屋にはバラ色のシーツがあり、リラの香りがする、君の部屋の中には君と僕の愛がある。僕の指が君の柔肌を愛撫すれば君の額の後ろの世界が揺れる。女性コーラスがil yaのリフレインを入れる。
4. 忘れじの瞳 Je ne connais que toi B5 2:15
小さな世界が愛の大きな世界に広がるような歌だ。人生は短い2拍子。君の声の木霊が、僕を絶望から救い出す。僕は心の音楽を君のそばでかなでる。英語版もある。
(ミュージックナウ 18年10月10日放送)

posted by media watcher at 12:27| Comment(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
Media watch.gif

隅井孝雄のメディア・ウォッチブログ