2017年07月04日

東京新聞社会部望月記者、菅官房長官を追い詰めた質問(6/6)、支持率急落のきっかけとなる

 1707 東京望月記者IMG_3629.JPG1707 菅官房長官IMG_3630.JPG 
 写真、鋭い追及続ける望月記者、たじたじの菅官房長官
 6月6日、官房長官の記者会見で菅義偉官房長官がたじたじとなる場面が、新聞テレビで広く報道された。聞き手は東京新聞社会部望月衣塑子記者だった。加計学園問題、元文科省前川次官発言での望月記者の質問は23回に及んだが、菅官房長官は終始「文科省の調査では確認できなかった」をしどろもどろになりながら繰り返した。
 政府再調査に応じるも、支持率急落
 官邸の番記者たちはシーンと静まり返って、やり取りを迷惑そうに聞くだけだったが、ジャパンタイムスの記者が関連質問、菅長官は一層追い込まれた。そして翌日文科省はこれまでの発言を翻し、再調査することを約束した。しかし、国会は閉会、都議選を理由に、政府は調査の動きを一向に見せていない。
 このやり取りがあった後マスコミのすべての世論調査で安倍内閣の支持率が10%以上下ったことが報じられた。
 ルール違反と批判する社もある
 官邸の記者会見は「内閣記者会」(別名永田クラブ)が主催する、官房長官が一日2回〜3回定例で会見の場に臨むほか、総理大臣の会見も取り仕切る。質問は事前に提出し、質問者も幹事社が主に行うという不文律があり、儀式のように執り行われてきた。質問者以外の出席している記者は、懸命にパソコンのキーボードをたたき、社に持ち帰ることが任務になっているように見受けられる。望月記者のやり取りのあと、内閣記者会のY社の記者が東京新聞に対し、ルール違反だと責めたとも伝えられている。
 長年アメリカや国連での記者会見を見慣れた私の目には異様な光景と映った。ホワイトハウスの記者会見では厳しい質問攻めが当たり前の光景だったからだ。
 望月記者の会見以来、官邸記者会見での質問が活発化した。いいことだ。
 望月記者は、サンデーモーニング(7/2)で次のように語っている。「まずいことは隠したい、宣伝できることは大きく言いたい、というのが警察、検察、政府に共通している」。「彼らが言いたくない、触れてほしくないことは何か、そこをずっと見ている。記者会見場は勝負しなければならない場所だ、非常に重要な場所だと思う」
 官邸、望月記者の身辺捜査か?
 その一方、週刊新潮(6/22)によると、「菅さんが官邸スタッフに、警察組織を使って、身辺調査するよう命じた」と報じている。菅長官は以前、集団的自衛権のテーマで「クローズアップ現代」に出演した際(2014年7月3日)、国谷裕子キャスターに質問攻めにあった後、「激怒してNHKの担当者を土下座させた」と「フライデー」(7月11日号)に報道された。またかけ学園問題で元文科省前川次官が告発をした直後、読売新聞にあたかも前川次官に不祥事があったとリークし記事にしたのも菅官房長官の差し金だといわれている。
posted by media watcher at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Media watch.gif

隅井孝雄のメディア・ウォッチブログ