2016年11月30日

NHK会長候補に民間から推薦出る‼ 落合恵子氏(作家)、廣渡清吾氏(法学者)、村松泰子氏(社会学者)の3人,果たしてNHK経営委員会がどう出るか?

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 NHK籾井会長の任期が来年1月で満了となる。再任か新任(首のすげ替え)か、話題の焦点になっている。しかしNHKの会長候補に、籾井勝人氏以外の、信望ある人を選んでほしい、NHK経営委員会は視聴者からの推薦を受け付けてほしい、という二つの願いが私たちにはある。
 2月2日付で、民間からの会長候補が推薦される。母体は「NHK全国退職者の会」となっているが、「公共性を求めるNHK全国ネットワーク」(26都道府県27団体)、「NHK報道を市民の手ネットワーク」(7団体)が長年展開してきた市民運動が背景にある。これらの団体は籾井氏再任ノー、会長選出の透明化を求めこれまでに13万件を超える署名を集めた。
 推薦されたのは、落合恵子氏(作家)、廣渡清吾氏(法学者)、(社会学者)の3人である。私は朗報とうけとめている。
 以下に11月28日「しんぶん赤旗」(ラジオテレビ面)の特集に掲載された私隅井孝雄の寄稿文「NHK会長の選任、どうあるべきか‐籾井氏再任反対、選出の透明化を」の一文を掲載する。お読みいただけば幸いです。

 来年1月のNHK会長の選任が水面下で始まっている。この3年間、適格性が問われ続けた籾井勝人会長が再任されるか、ふさわしい別の人材が選ばれるか、視聴者、市民の声が反映された人事となるのか、私の強い関心事だ。
 先日私は、「籾井会長の再任しないように、公共放送に託するに足る人材を選び、市民による公選制を受け入れてほしい」という、NHK経営委員会への87人の申し入れに名を連ねた。11月21日(月)には趣旨に賛同したNHK市民ネット7団体の代表300人が渋谷放送センター前でアピールの集会を開いたことを知って、心強く思った。
 NHK会長は報道と文化の両面に見識を持つ人であってほしい。かつて知識人、ジャーナリスト、NHK出身者など多様な人々が会長を経験していた。だが2008年以降は財界出身者が続いている。前回の会長選出の際、特定の財界グループが候補者の選定に動いたと報道された。選出の過程を透明にすることは当然だが、適任と思える人を市民やグループが推薦することも認める欲しい。
 2014年1月、「政府が右というものを左とは言えない」という籾井会長発言を、私たちは就任会見で初めて聞き、がく然とした。その後NHKニュース報道が「政権を忖度(そんたく)している」という疑惑が広がっている。この間籾井会長の退任を求める署名は8万人を超えた。今年8月以降、再任反対、選出の透明化、公選制導入を求める新たな署名が3万5千人に達している。
 受信契約4298万件(平成28年9月)、受信料収入6759億円(平成28年度予算)。NHKは市民で成り立っている。だがその市民は蚊帳の外だ。
 会長候補者が、公共放送についての考えを、事前に公開することを、私は強く求めたい。経営委員会の審議や、候補者自身の見解表明をラジオやテレビで放送することは、選考過程の透明性に最も適するのではないか。受信契約者が会長選出の投票権を持つことも考えたい。
 私たちの要望を真摯に受け止める会長が生まれれば、NHKは国民が支える財産として、生きた存在となるに違いない。
posted by media watcher at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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