2016年11月06日

公共放送にふさわしいNHK会長を選出してほしい、記者会見で訴え、籾井勝人会長再任に反対

DSCN0317.JPGDSCN0320.JPGDSCN0337.JPGsrc="https://mediawatchblog.up.seesaa.net/image/DSCN0320-thumbnail2.JPG" width="150" height="112">
 公共放送にふさわしいNHK会長を選出してほしい、記者会見で訴え
 10月31日、来年1月NHK籾井勝人会長の一期目が終わる。11月から12月にかけて、NHK経営委員会による検討が行われ、続投か、新しい会長を選出するかが決まる。籾井会長の再任を認めない私たちは、有識者17人の連名で、10月31日、経営委員会に申し入れを行い、引き続き記者会見を開催した。記者会見には代表の田島康彦上智大教授、服部孝章立教大名誉教授、醍醐聰東大名誉教授に加え、知識人、ジャーナリスト7人が参加した。私もその一人に加わり、見解を表明した。記者会見は衆議院議員会館内の会議室で行われ、およそ20人の記者、ジャーナリストが参加した。
 以下、当日の私の発言です。 
 (NHK会長選出について、隅井孝雄)
 NHKの会長はジャーナリズムと文化の両面に見識を持つ人であってほしいと思います。
これまで歴代の会長を見ますと、過去には学者、知識人、文化人、新聞出身の方、NHK出身の方などいろいろおられましたが2008年以降は財界の出身の方が続いています。
 3年前のある大手紙の報道によると、前回は安倍首相を応援する財界人の皆さんの会合で会長候補が検討されたといいます。国民の財産であるNHKが、特定の財界グループに私物化されていないかと思いました。
第一に私は幅広い分野から真に見識のある方を選んでほしいと切望します。
 財界の方が一概に悪いといっているわけではありません、19代の福地茂雄さんのように、番組編成の自主性を尊重し、文化的にも高い見識を持っておられたと思います。また20代の松本さんも良い業績を残されたと思います。
 しかし籾井勝人会長下のこの3年は、NHKにとっては最悪だったといわざるを得ません。キャスター国谷裕子さんなどが退任された際には海外のメディアからも批判されました。とりわけNHKニュース報道は国民の信頼を失っているのではないでしょうか。籾井会長辞任要求署名8万人、再任反対署名2万人以上という数字をみても明らかです。
 第二に私はぜひとも会長選考の過程を密室ではなくオープンなものにしてほしいと思います。前回は就任の際の籾井会長の発言ではじめて多くの人がびっくりしました。適任と思われる方が数名おられるという場合、どのようなNHKを考えておられるのか、放送であらかじめ見解をうかがう、場合によっては候補の方がテレビ放送やインターネット討論するということがあってもいいかと思います。
 第三には市民視聴者が推薦する会長候補を受け入れるなど、視聴者参加の仕組みを作ってほしいと思います。NHKの視聴契約世帯は8月末で4100万世帯、受信料6758億円で支えている放送局です。いわば視聴者が本来の主権者です。ほとんど9割以上の国民に到達するメディアはNHKをおいてほかにはありません。その財政は私たちが支払っていることを考えてみれば、会長選出にあたって市民視聴者が蚊帳の外という状態を改善したいと強く願っています。会長の選出は市民視聴者からの推薦を軸に、幅広く人選すべきではないでしょうか。
posted by media watcher at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Media watch.gif

隅井孝雄のメディア・ウォッチブログ