2016年07月31日

注目されるAbemaaTV(アベマテレビ)、3か月で400万ダウンロード、ヴィデオデマンドと対極、CM依存で無料、番組表通りにじか流れる

 アベマテレビ、ダウンロード3か月で400万
 AbemaTV(アベマテレビ)というインターネット上の新型テレビが登場、アクセスが急増していると話題になっている。サイバーエージェントというIT企業(インターネット広告、スマホゲーム、ブログ事業)がテレビ朝日と提携し、今年4月11日に開局した。
 このネットテレビは、パソコン、タブレット、スマホで視聴できる。 ニュース、バラエティ、アニメ、音楽、スポーツ、海外番組など28チャンネル(時間帯によってチャンネル数が変わる)を無料で視聴できるサービスで、アプリをダウンロードさえすればいい、画面をスワイプすればチャンネルが切り替わるという手軽さがうけて、わずか3か月でダウンロードが400万を超えた。
 ネットなのに「受け身視聴」、受ける長時間生放送
 インターネットの場合、日テレ系の「Hulu」やアメリカ系の「Netflix」など番組を好きな時に視聴するVOD(ビデオ・オン・デマンド)が主流だが、このアベマテレビは通常のテレビと同様、番組時間表に従って「放送」されるというのが特徴だ。この「受け身視聴」の動画サービスが逆に「視聴者」獲得のカギになったとみられる。
 アベマテレビをクリックすると最初に現れるのはテレビ朝日の報道が制作する24時間ニュース。開局直前3月17日には、清原和博の保釈を長時間生中継、ひたすら警視庁副玄関を映し続けた。その間視聴者は積みあがるように増え続け、ワゴン車のヘリ中継に入ると予想を超える視聴数になったという。また開局直後の4月14日に発生した熊本地震の際は、地上波の特番と、アベマテレビ独自の速報を組み合わせて間断なく放送した。現地では停電でも見らてる唯一のテレビニュースだと好評だった。また記者会見も「全部見せる」手法が好評を得ている。舛添、海老蔵、ベッキーなどだ。
 番組ではテレビ朝日の番組やイベント連動したコンテンツ(「スマホ朝生」、「ロンドンハーツ」)が高視聴率だという。川島保男氏(テレビ朝日ビジネス局長)によると、テレビ朝主催の音楽フェス「メトロック」の2日間合計21時間中継は記録的な視聴率が出たうえ、新規ユーザー獲得に貢献したという。
 民放他局も注目、収入源はCM
 朝日新聞(7/11)によると、民放各局に注目され、関西テレビがドラマやバラエティの放送を近く始めるという。
 アベマテレビは8月から地上波と同様に番組の合間にCMを流して、収益につなげていくという。サイバーネットのネットCM体験が武器になる。
 サイバーエージェントの関連事業にブログサービスの「ameba(アメーバー)」があり、これを新局名にする予定だった。ところがカナダに登録された同名のネットテレビがあり、アルファベットを入れ替えてAbemaとしたのだという。安倍首相とは関係がない。
posted by media watcher at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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