2016年01月09日

思いやり予算(米駐留経費日本負担)、5年9465億円で合意、年間あたり1893億円。米軍駐留費の75%以上。ドイツは33%

 1601 思いやり予算、改訂版 メディア・ウォッチ
 12月25日の「メディア・ウォッチ」で思いやり予算のことを書きました。しかし、9465億円という合意が5年間の総額であることが明記されていませんでした。誤解ないよう書き直しました。改めて掲載します。

 米軍駐留経費の日本側負担が2016年〜20年の総額5年間の総額9465億円の特別協定として合意した、と12月16日政府が発表した。1年あたりでは1893億円となる。いわゆる思いやり予算だ。日本は削減を求めたようだが、米軍に押し切られ、2011年〜15年の実績9332億円をさらに133億円増額することになった。日本負担は75%を超える。ドイツは33%、イタリー、韓国と較べても日本の状況は異常だ。この金額の中には、基地従業員の労務費、水道光熱費、防衛装備品整備、修理費などが含まれている。
 この思いやり予算に加えて米軍施設の借料、基地周辺対策費、米軍再編費、基地交付金などを含めれば年7000億円を越える。
 日米地位協定では、駐留米軍の経費は原則としてアメリカ側が負担することがうたわれているにも関わらず、思いやり予算で駐留費の7割以上を日本側が負担している。
日本の物価上昇、急速な円高をアメリカに負担させない、という考えから日米地位協定に付加するものとして1978年、当時の金丸信防衛庁長官が導入したものだ。
 防衛費は安倍内閣のもとで膨張し、2016年度予算では5兆円を上回る。
なぜ「思いやり」という奇妙なネーミングの出費が続いているのか、なぜ日米地位協定による出費は米軍駐留の諸外国を大幅に上回り、改訂されることがないまま続いているのか
、日本政府は米国への従属的姿勢を改めるべきだ。そして地位協定を改め、「思いやり」予算などと言う過剰支出をやめ、アメリカと対等な関係での防衛政策を再構築するべきではないか。
posted by media watcher at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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