2016年01月01日

スター・ウォーズのディズニーによる新作、「フォースの覚醒」快進撃、中国マーケットに世界制覇の期待賭ける。

 映画スター・ウォ−ズの最新作「フォースの覚醒」(The Force Awakens)の快進撃がちょ止まらない。それも今の時点では巨大映画マーケットの中国抜きの数字だ。

 全世界上映(中国以外)開始、中国抜きでも好調
上映は12月18日世界各地で始まり週末興行収入は北米(米国、カナダ)で3億3800万ドル(288億円)を記録したと配給元のディズニーが発表、した。全世界の興行収入は推定5億1700万ドル(626億円)、2015年6月公開のジュラシックワールド(Jurassic World) の5億2490万ドルに次ぐ歴代2位となった。この数字は公開が遅れている中国を含んでいないため、中国で1月9日に上映が始まれば、過去の映画の記録(アヴァター、タイタニック)をすべて塗り替えるのではないかとディズニーは予想している。
 ディズニーの発表によると12月29日現在、公開12日での世界興行収入は10億ドル(1210億円)に達した。ジュラシックワールドを抜いて史上最速の10億ドル超えだ。
 ちなみに日本では公開初週末3日間で動員104万4,330人、興行収入16億1,934万円を記録した。
 スター・ウォーズはいうまでもなくジョージルーカスが1977年以降長年にわたって制作してきた作品だが、2012年ディズニー・カンパニーがルーカスプロを買収、2015年以降上映の作品の制作がディズニーに移った。ディズニーはこの新作スター・ウォーズが2億人を越える映画人口を持つ、中国で公開されることを狙ったものの、中国側の映画事情で公開は1月にずれ込んだ。

 中国公開は1月、ディズニーは中国で大宣伝作戦展開
 中国での公開は1月9日が予定されている。なぜ中国での上映に遅れが出たのか、その原因は二つある。
中国国内での公開には当局の許可が必要だ。中国政府は自国作品の保護のため、外国映画の上映を年間34本(月3本前後)に制限している。上映希望が目白押しで、12月の枠はすでに一杯だった。
 ディズニー側にも理由がある。これまでの1977年以降の一連のスター・ウォーズは中国では一切上映されていない。一部海賊版のネットビデオを見た中国市民がいることはわかっているが、一般大衆になじみはない。改めてスター・ウォーズの大宣伝作戦を展開する必要があるというわけだ。
 2015年6月上海フィルム・フェスティバルでスター・ウォーズ旧作3作が上映された。9月にはこれまでの全6作がネット公開された。また10月に万里の長城を500人のStormtroopers(新作に登場するキャラクター)を行進させるというイベントが行われ、中国はもとより全世界でテレビ放送された。更に中国の人気歌手ルーハンLuhanをスター・ウォーズ大使に任命し、予告編ネットビデオで、戦士の扮装で映画のキャラクターと握手させるなど攻勢をかけた。米映画雑誌「ハリウッドレポーター」によると、ディズニーは新作スター・ウォーズに世界覇権を賭けているという。

 スター・ウォーズは銀河系の住人のルーク・スカイウォーカー(ジェダイ)と子どもたちの成長、自由と正義の保護者ジェダイと悪の葛藤、銀河共和国から、銀河帝国、新共和国への変遷を描いた6作品で構成されていた。新シリーズは7作目でルーク・スカイウォーカー(ジェダイ)が姿を消して以降の新共和国が舞台となる。
posted by media watcher at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Media watch.gif

隅井孝雄のメディア・ウォッチブログ