2013年02月26日

スマフォ、ツイッターなど、ピョンヤン(平壌)からOK、北朝鮮がモーバイルインターネットを在留外国人に解禁

 ピョンアン(平壌)からのAP通信などの報道によると、北朝鮮の電話、通信会社Koryolinkは北朝鮮在留の外国人に対し、3月1日から3Gインターネットサービスを開始すると発表した。これにより、ピョンヤンから、世界各地とスマフォ、iPadなどモーバイルデバイスで通信することが可能になった。
 Koryolinkは北朝鮮郵便電信公社とエジプトOrascom Telecomの合弁通信企業。この措置は外国人だけなので、北朝鮮の一般市民は依然として、海外との通信は出来ない。
 外国人が北朝鮮国内にケーターを持ち込むことはこれまで禁止されていたが、今後は持ち込みモーバイルにKoryolinkのSIMカードを使うこと認められるようになる。三年前に平壌を訪問した私は、税関でケータイを厳重に密封され、出国前に開封するのは犯罪行為になると申し渡された。
 外国人向けのSIMカードは空港やKoryolinkのショップで購入できる。値段は一枚70ユーロ(約$50)、通話料はヨーロッパ向け1分0.38ユーロだが、アメリカへの通話は1分5ユーロと高額だ。

 北朝鮮の市民は海外にアクセスできないものの3Gサービスで朝鮮労働新聞(国営)が提供する文字情報や映像に限ってアクセスできる。
 北朝鮮でOrascomが販売しているケータイ機器は中国製のHuawei( 華為テクノロジー)。$150という高額だが、エリート階層だけではなく中流階級にまで広がっている。
 1月中旬ピョンヤンを訪問、インターネット解禁を要請したグーグルのエリック・シュミット社長は今回の措置を歓迎し、「北朝鮮の経済発展に結びつく可能性がある」といっている。
 シュミット訪朝のあと、それまでほとんどブランクだったGoogle Mapも北朝鮮の各都市の通り名、公園、駅名、山の名称などを書き込むようになった。
 北朝鮮のケータイはエジプトOrascomが進出した3年前から急増している。Orascomによると契約は100万台を超え、主要都市に普及したという。
 朝鮮の最高指導者キム・ジョンウン(金正恩)はスマートフォンを使用していることが写真などで確認されている。写真上、ピョンアンの街頭でケータイを使う市民、写真下、3年前北朝鮮入国時に密封された私のケータイ

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posted by media watcher at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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