2012年09月19日

毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」打ち切り、正式発表、「金曜継続」は誤報、 4時間ワイド「with…夜はラジオ」と「報道するラジオ」(金のみ)の二本立て

 9月19日、毎日放送はラジオの10月番組改編について発表した。今回の改編では報道番組「たね蒔きジャーナル」の帰趨が注目されていたが、中止が公式に明らかにされた。10月2日から新番組生ワイド「with…夜はラジオと決めています」(火〜木17:54-22:00/金-20:30)がスターとする。この番組は報道に加え、スポーツ、生活情報も組み込んだ「共感できるラジオ」にするという。番組終了は9月19日の「たね蒔き…」の中でも水野晶子アナ自身が伝え、意見を寄せた聴取者に感謝した。
 新番組のパーソナリティーとして新たに田口壮さん(元プロ野球選手)、秋山豊寛さん(宇宙飛行士、福島で農業を営み被災)を迎えるほか、「たね蒔き・・」の水野晶子アナ、毎日新聞の近藤勝重記者、平野幸夫記者も出演する。
 また金曜日21時台には水野晶子アナをメインにする「報道するラジオ」もスタートするという。以前私のブログ「隅井孝雄のメディアウォッチ」で「種蒔き…」が金曜日だけになって存続すると書いたが、事実は「たね蒔き・・」は終了するわけで、誤報であった。読んでいただいた方々にお詫びしたい。
 毎日放送には「たね蒔き…」の存続を望む2000通近い電話やメールが寄せられ、番組にも直接500通の手紙、メールが寄せられた。新番組「夜はラジオ…」の内容、出演者、そして金曜の「報道する…」などにはこうした市民の声が色濃く反映されている、と私は思う。毎日放送のホームページには存続を求めて毎日放送を訪れた人々の名前も数人列挙されている。
 毎日放送では「番組と局に意見を寄せた人々に感謝しこれからも支援、愛聴を・・・」と言っているが、局と市民の間の架け橋は構築されることがなかった。強引に打ち切ったことから壊れた聴取者との信頼関係は取り戻すことは出来ない。まことに残念に思う。
 これまでになかったような広範な運動があり、視聴者が制作費を支えてもいいと1000万円に近い基金も集まったという「民衆のエネルギー」を毎日放送が認識せず、「ラジオの置かれている環境は厳しい」(MBSホームページ)として局の都合をタテに押し切ったのはまことに遺憾と言うほかはない。
 なお、ホームページ記載のMBSとしての説明見出しが「MBSラジオの10月編成について」を言う無機的なものになっており、多くの人に読んでもらいたいという姿勢は全く感じられなかった。
posted by media watcher at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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