2020年02月01日

不可解な広告、不可解な記事、京都新聞の市長選対応、「共産党はNO」は“赤狩り”を思わせる?

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 京都新聞が市長選挙に関連して1月26日の6面に掲載した「門川」陣営の8段広告は衝撃的だった、「大切な京都に共産党市長は“NO”」と大きな字が躍っている。1950年代のレッドパージの再現だ。他党派候補の批判として一線を越えた広告だといえるだろう。
 下段に支持者と思われる9名の顔写真と肩書が掲載されている。
 いくら広告とはいえこのような文面で他候補を批判することは許されるべきではない。
 もう一つ京都新聞の「不可解」は1月29日の28面に掲載された記事だ。「京都市長選、共産党批判広告、推薦人ら“無断で掲載”」と題する記事では内容を事前に承知していたのは京都商工連盟の立石義雄会頭のみであったと報じた。西脇京都府知事、有馬臨済宗相国寺派管長は京都新聞の取材に対して「事前に知らなかった」とした。
 映画監督の中島貞夫さん「共産党だからNOと排除する考え方は間違えだ」、日本画家千住博さんは自身のホームページに「特定の党を排除するネガティブキャンペーンには反対。このような活動に同意しているような危険広告に、許可なく無断で掲載されたことを遺憾に思う」。と述べている。堀場製作所会長は「「内容は知らなかった」、放送作家の小山薫堂さんも「事前の説明も了承もなかった」と言っている。
 このいきさつを聞けば、当然広告掲載を見送るべきだった。しかし記事の末尾で、「広告主の政策広告として掲載前に審査している。広告掲載基準、公職選挙法に沿った形式で掲載している」と京都新聞グループ広報担当の談話をのせ、自己弁護した。
 毎日新聞(1/29)、朝日新聞(1/30)もこの広告問題を写真入りで報道、しかも無断で有名人の顔写真をのせた、と批判する記事を出した。
 それに対し福山陣営は急遽市民にカンパを呼びかけ、京都新聞の1月30日付で8段広告を出した。タイトルは「大切な京都だから、すべての市民の声を聴く市長に“Yes”」との反論だった。
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京都市長選とSNS、ネット解禁7年、京都市長選は3人の候補がどうしているか。

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 門川大作陣営は、フェイスブック、インスタグラムに加え、市長選向けのツイッターを始めた。選挙母体の「未来の京都をつくる会」のフォロワーとやり取りする「ネットどぶ板」に期待している。
 ネット解禁7年、京都市長選は3人の候補がどうしているか。
 福山和人陣営は選挙母体の市民組織「つなぐ京都」が陣営の街頭集会などを1〜2に短くしてアカウントに投稿、Lineでの発信も併用して、若者、無党派の反応を狙っている。応援弁士のメッセージ動画配信にも力を入れている。前回参院選より反応がというのは福山陣営
 村山祥栄陣営は、ツイッターやフェイスブックから「ユーチューブへ」誘導を図る。若者。無党派層が標的。政策を候補者本人が解説する。毎日ライブ配信している。ツイッターは個人、選挙事務所の二つのアカウントを併用している。
 SNSでは、若者や無党派の反応が見えにくい。やはり法定ビラ、パンフ、葉書そして屋内、屋外集会が中心だろう
 
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