2019年12月17日

シャンソン歌手、ジュリエット・グレコ、戦後のパリで「ボヘミアン」(自由な文化創造者)として活躍、ジャン・ポール・サルトル、ジャン・コクトー、ボリス・ヴィアンらと親交

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 コミュニティーラジオの音楽番組、今回の歌はシャンソン歌手ジュリエット・グレコ。LPレコード。第二次大戦後のフランス文化潮流「ボヘミアン」に焦点を当てる。12月11日放送。
 1927年、コルシカ島生まれ。少女時代ドイツ軍の占領下にあったパリで、母親とともにレジスタンス運動に参加、ゲシュタボに捕まり、パリ近郊の強制収容所に入れられるという厳しい時代を過ごした。
 パリ解放後の1945年、歌手としてのデビュー。
 自由を獲得した文化人、文化の新たな多様性を主張する芸術家たちによる戦後文化運動「ボヘミアン」の中でスターとしてもてはやされた。ジャン・ポール・サルトル、ジャン・コクトー、ボリス・ヴィアンらと親交を結んだ。そして彼女の黒く長い髪がなびき、黒ずくめの衣装で歌うスタイルは大戦後に芽生えたボヘミアン運動の象徴的スタイルとなり、シャンソンのミューズ(女神)として大いにもてはやされた。
 ボヘミアンとは本来はボヘミアからフランスにやってきた「ジプシー(ロマ)」をさすが、大戦後のパリでは、「伝統的な暮らし、習慣、思考にとらわれない自由奔放な芸術家肌の若者、新しい時代の先駆けの人々の一群を、ボヘミアンと呼んだ。

今回は初来日を記念し1975年にフォンタナレコードから出されたLPレコード「枯葉」から4曲選んだ。

1. ロマンス、       
言葉が込めるロマンス、春がほほ笑むと 愛の予感がするわ、このパリの街角に
2. 枯葉
誰もが知っているシャンソンの名曲。映画「夜の門」の挿入歌(ジャック・プレヴェール詩、ジョゼフ・コズマ曲)。映画で歌ったのはイブ・モンタンとはやらせたのはジュリエット・グレコ。
3. 街角
私は覚えている、今日となっては消え去った、あの街角を、子供のころ遊んだ、
4. 悲しみよ こんにちは A4
父と二人で暮らしていたのに、父親が再婚して、心穏やかではないセシル、しかし不慮の事故で…、セシルの深い悔恨の気持ちを歌う。映画主題歌
posted by media watcher at 11:52| Comment(0) | 隅井孝雄のメディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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