2017年06月30日

米、トランプ批判続けるメディア好調、NYタイムズ、CNN、MSNBC

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 (以下の記事は「ジャーナリスト」17年6月25日に掲載された)
 ニューヨーク・タイムズが記者を100人増員することを発表した(5/31)。政治、気候変動問、移民など独自ニュースの発掘に力を入れ、大統領発言のファクト・チェックをさらに強化する。
 編集局には1300人が在籍しているが「バランスを内勤編集部門から取材部門に移し、独自記事を確保、トランプ政権を公正かつ容赦なく取材報道する」とディーン・バケット編集主幹は語った。
 ニューヨーク・タイムズは昨年大統領選直後から、電子版の有料会員数が著しく増加した。直近の3か月で30万8000件増、有料購読者数は192万件、紙媒体と合わせると発行部数は300万件を超える。
 大統領選挙ではニューヨーク・タイムズなど基幹メディアの多くが世論を見誤った。トラン政権からは「衰退するメディアだ」と誹謗された。しかし、フェイクニュースが横行し、「ポスト・トゥルース(真実置き去り)」時代に入ったといわれるなか、姿勢を正し、ジャーナリズムの原点、「真実追求」に立ち戻ったことが、読者増につながった。マーク・トムソンCEOは「読者が信頼できるニュースを求めている証だ」と語った。
 トランプ大統領就任直前、ゴールデン・グローブ賞授賞式で女優のメリル・ストリープさんは「(市民の間に)抗議の怒りがあるとき、信念を持ち、声を上げる報道機関が必要です」と語った。そうした市民の声が届いたのだ。
 同じ現象はテレビニュースでも起きている。記者会見で大統領に食い下がったCNNやトランプ大統領の政策批判を連日続けるMSNBCなど24時間ニュースが今年に入ってから、急激に視聴者を伸ばしている。MSNBSレイチェル・マドウの午後8時のニュースの視聴者数は前年比55%増、4月3週には視聴者数は平均54万1000人に達し、Foxニュースを抜いてトップに立った。CNNも同じ週、平均39万6000人と近来にない視聴者を獲得、Foxニュースに肉薄した(4/27CNN)。トランプゲート、トランプ納税問題、政権内のトランプ家族の動向などいずれも、高視聴率だ。
 アメリカにはFoxやブライト・バート(ウエブニュース)など親トランプメディアがある。日本には読売新聞、産経新聞が露骨に政権の肩を持つ記事を掲載し続けている。その一方、自公政権は批判的な論調の報道にしきりに干渉し、テレビ局の免許取り上げにも言及した。国連人権委員会の特別報告者から、報道、言論、表現の自由、市民の人権が侵害されているとの、国際社会の批判も寄せられている。
 だが日本の大きな問題は、公共放送を持って任ずるNHKニュースだ。政権を一切批判せず、政権の言い分を“正確に伝える”装置として機能しているからだ。

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就任以来の嘘ツイッター74回、NYタイムズ、見開き特集で偽ニュース徹底追及

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 就任以来の嘘ツイッター74回、NYタイムズ、見開き特集で偽ニュース徹底追及
 ニューヨーク・タイムズは6月25日付の日曜版で、「トランプのウソ」を特集した。これは大統領就任5か月間の発言を徹底検証した記事で見開き2ページ全面にわたる。
 就任直後、就任式には25万人が参加し、史上最高だと述べたが、オバマ大統領の就任式の3分の1だったことが明白多なった、スウェーデンでテロによる大惨事が起きた、アメリカの税金は世界で最も高いなどはいずれも、真実ではない。さらに就任以降113日間に、74日ウソの発言をツイッター上でしていることを、明らかにした。
 ニューヨーク・タイムズは、大統領発言のファクト。チェックに力を入れており、読者に対し「大統領のウソに慣れてはいけない」と警告している。

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2017年06月24日

国連が次々批判、共謀罪で日本大量監視時代へ、プライバシー、言論、報道の自由も危機に、国際社会からの孤立招く

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 写真説明 1. 市民監視が強められる、国連特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏 5/23 テレ朝、報道ステーション。2. メディアの独立性が脅威に、国連特別報告者デービッド・ケイ氏 6/4 TBS,サンデーモーニング。3. 政府擁護、国連批判の読売新聞社説、6/14。4.エドワード・スノーデン氏、日本は大量監視社会に 6/2, テレ朝報道ステーション。5.国会前、抗議する市民の中でレポート 6/14、TBSニュース23,
 以下の記事は月刊「宣伝と組織」2017年7月号に掲載された
 国連人権理事会の特別報告者の「共謀罪に関する日本政府に対しての書簡」と、「言論、表現の自由に対する報告」が波紋を投げかけている。人権や民主主義について、日本の政治が世界の常識と乖離(かいり)していると国際社会から疑われているのだ。
 「国連書簡」、「共謀罪」はプライバシー保護無視
 国連のプライバシー権特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏による書簡が安倍晋三首相あてに送付された(5/18)。「共謀罪」(テロ等準備罪)法がプライバシー、表現の自由を制約するおそれがあるとの懸念を表明したものだ。この法案が「テロや組織犯罪とは無関係な犯罪を多く含み、犯罪を立証のため、令状のないままの監視が強められ、プライバシー保護の適切な仕組みも設けられていない」と指摘している。
 日本政府は指摘を受け入れるどころか、菅官房長官名で「一方的で不適切だ」、と「強い抗議」を表明した。抗議は国連人権高等弁務官事務所を訪れた日本代表部の職員が行った(5/19)とのことだ。これに対しケナタッチ氏は十分な論議が行われていないと指摘、「プライバシーを守る適切な措置のないままでは、法案を通過させる理由にはならない、日本政府はいったん立ち止まって、熟考し、必要な保護措置を取るべきだ」と訴えた。
 政権が報道に圧力、「国連人権理事会報告」
 ジュネーブ国連欧州本部で開かれた国連人権理事会で特別報告者、デービッド・ケイ氏が、日本の言論、表現の自由に関する報告を行った(6/12)。ここでも安倍政権の言論対策に対する批判が出された。ケイ氏は昨年4月に来日調査、政府からメディアに対する直接、間接の圧力があることを問題にした。政府による干渉の根拠となっている放送法第4条(番組公正条項)を廃止すること、秘密保護法がジャーナリスト活動を束縛しないよう改正する必要があることなどが報告された。また教科書検定に政府が介入、慰安婦問題など歴史教育をゆがめる一方、沖縄で米軍基地反対闘争のデモを政府が制限していることなどに改善を求めた。この会合には伊原純一在ジュネーブ日本大使が出席、「報道機関に圧力をかけていない、言論に自由、報道の自由を尊重している」と反論した。
 驚くべきことに、読売新聞が6月14日の社説で政府擁護、国連批判の論陣を張った。「的外れな批判であり偏った市民運動家らに依拠した見解だ」。「政府は放送局の独自性を尊重し、穏当な対応をしている」。「中学の歴史教科書から、慰安婦の記述がなくなったのは政府の介入だというのは、悪意に満ちている、教科書で慰安婦強制連行の記事があれば、修正されて当然だ」などと書いた。
 一方アメリカの盗聴記録を告発した元CIA職員、エドワード・スノーデン氏は亡命先のロシアでインタビュー(6/1)に答え、「市民を対象にした大量監視時代になる。アメリカのメール、通話の監視システムが米政府から日本に供与されている」と語った。
 「共謀罪法」、は6月15日委員会採決を省略するという異常事態の中、参議院でも採択された。日本は国際社会からの孤立を深めている。


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2017年06月22日

父の日ギフト届く、父親の尊敬度低下というニュースが流れるなか、改めて、嬉しさを感じた。

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今日、長女の夫岸本宗司君と次女佐々木直子から父の日のプレゼントが届いた。嬉しい。岸本君からは大変珍しい軽井沢「よなよなの里」の色とりどりのエールビールだった。
NHKや各紙の6月18日報道によると、父親を尊敬するという児童の割合は10年前に比べると2.1ポイント減の61.5%、母親を尊敬するという児童の割合は7.8ポイント増の68.1%になったという。20年来初めて母親が父親を上回った。これは博報堂生活総合研究所が、小学4年生から中学2年生の800人を対象にした調査だ。
 父親の権威はとっくに失われていることは、自覚しているが、尊敬されることも低下したという調査結果は、衝撃的だ。
 そのような報道の中だけに、嬉しさも一入だ。
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2017年06月16日

萬福寺(蓮)、三室戸寺(紫陽花)、伏見稲荷(千本鳥居)、休日に京都をたっぷり楽しむ

DSCN0598.JPG1706 万福寺羅漢IMG_3604.JPGDSCN0606.JPGDSCN0610.JPGDSCN0611.JPGDSCN0615.JPG
 写真1、萬福寺と蓮の花、2.萬福寺の羅鑑像、3,4.三室戸寺紫陽花、5. 伏見稲荷
 6月11日(日曜日) 東京からの客人と一緒に、久しぶりの京都めぐり。京都の中心部はさけて、観光タクシーで宇治の「黄檗山萬福寺」に行った。中国福建省から渡来した隠元禅師が四代将軍家綱に乞われて1661年(寛文元年)に創建した。
 明代に作られた仏教儀礼をそのまま厳格に守り続けている。毎日誦まれる「お経」も黄檗唐韻(明の時代の中国語)。伽藍も仏像も明朝様式で、なんともエキゾチック。まるで中国を旅行しているような気分になった。明の時代の中国がそのまま350年も宇治の山すそに生き続けているのは驚きであった。
 放生池の蓮の花はこれからだったが、鉢植の蓮が花をつけ始めているのを目にした。残念ながら黄檗普茶料理は見送った。
 次いで、やはり宇治にある「三室戸寺」に足を延ばし、紫陽花の庭を鑑賞、帰路に外国からの観光客でにぎわう「伏見稲荷」を見学した。そして先斗町の川床で夕食、京都に住んでいる私たちにとってもたっぷり京都を楽しんだ一日であった。
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